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ベトナムでのライトレール建設

2017-07-04      文と写真=張春侠

 
 
              施工現場                             施工現場

 20174月末、ベトナムの首都ハノイでは、気温が摂氏33度に達した。カットリン―ハドン間の都市鉄道(メトロ)のラーケー駅建設現場では、そんな中でも工事関係者が忙しそうに働いていた。

カットリン―ハドン間のメトロの総長は約13km、設計時速は80km、工事の総投資額は85000万ドルで、中国の特大型建築施工企業である中鉄六局集団海外工程分公司(中鉄六局と略)が工事を請負い、設計、工事、資材供給、サービスすべてに中国の技術と基準が採用されている。

「ラーケー駅はカットリン―ハドン間のサンプル駅です。現在、建設の最終段階にあり、間もなく一般開放され、人々に見学してもらえるようになります。年末には試運転を行う予定です」と、中鉄六局の孫徳志副局長は語る。「カットリン―ハドン間のメトロはベトナム初の都市鉄道工事であり、中国・ベトナム両国政府の協力モデル工事でもあります。2018第2四半期に開通する予定で、その時にはハノイ市の交通渋滞を大いに改善できるでしょう」

都市化の加速にしたがって、人口が800万人にのぼるハノイ市の交通渋滞は激化する一方だ。200310月、ベトナム政府常務副総経理グエンタンが中国訪問の際、大連で都市軌道2号線を見学した後、カットリン―ハドン間のメトロ建設を決定し、201110月に起工された。

起工して以来、この工事は中国・ベトナム両国政府と関係部門に重視され、多くのことについての質疑を受けた。軽軌鉄道の設計中、中鉄六局は列車が駅に着くときには坂を上り、駅を出るときには坂を下るという省エネ設計を採用したが、これに対し、多くのベトナム市民が疑問を呈した。「そのため、われわれはベトナム運輸省品質監督管理局に説明し、ベトナムのエキスパートがこの設計への支持を表明してくれたので、人々も受け入れてくれました」と、孫副局長は語る。


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