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全国統一大学入学試験回復から40年――運命を変えたあの試験

2017-08-01      張雪=文

 
大学入試現場

 

 197712月、11年間中止されていた大学入試が再度スタートしたのち、570万の十数歳から30数歳の若者が、学校から、耕地から、軍隊から、工場から試験場にやってきた。文革の渦に巻き込まれ、出身に自由を阻まれて十余年後、彼らは再び公平な競争により高等教育のチャンスを得る機会に恵まれたのだ。このような重要な試験で、彼らのうち多くの人の運命がこれによって変わった。

 

大学入試復活が人生の転換期に

 19771021日。40年たった今も陳甬軍はいまだはっきりとこの日のことを思い出せる。この日、22歳だった陳甬軍は、工場から退勤後小さな道を歩いていると、ラジオ放送で大学入試復活のニュースを放送しているのを聞いた。

 翌日、陳甬軍はすぐさま工場の閲覧室でその日の『人民日報』を探し出すと、果たしてそこには大学入試復活の通告文が掲載されていた。陳甬軍は当時あまり数の多くない高卒生だったが、その年代の中高生は文革の渦に巻き込まれ、ろくに勉強をさせてもらえなかったので、学力には自信がなかった。しかし、自分の運命を変えるチャンスを見逃せず、すぐに数人の工場の仲間とともに受験申込み手続を行った。

 大学入試まで一カ月余りの時間しかなかった。陳甬軍は数冊しかない教科書を探し出し、昼間は工場で働き、退勤後、灯りのもとで勉強する日が続いた。

 「文革の10年間、みんなきちんと勉強できませんでした。私は特に自分の小学校の先生に感謝しました」。小学校での基礎がしっかりしていた以外にも、普段本や新聞をよく読んでいたことが大いに幸いした。「小さい頃、父が『ソ連政治経済学』という本を持っていて、私はそれがとても好きで、仕事を始めたあともずっと身近に置いていました」。この本の影響を受け、陳甬軍は経済学を学ぶことにした。


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