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将来に立脚点を置き、方向を明示————上海時代の習近平

2017-10-27      

 

 

20073月、習近平は上海に赴任し、上海市党委員会書記、上海警備区党委員会第一書記の任についた。7カ月余り後、彼は中央へ転任し、新たな道のりを歩み始めた彼の上海での赴任期間は短いが、使命を辱めることなく、上海の継続発展を実現した。

 

「改革開放は発展の根本的な動力である」

習近平は上海へ赴任したばかりの頃、現在の全国各地の発展は「千帆が競って出発し、百船が争って航行する」であるが、上海の発展は「流れに逆らって舟を進め進まなければ押し戻される」という情勢にあると指摘した。彼は何度も「自分がますます責任重大であると感じる」と言っている。そして、「改革開放は発展の根本的な動力である」ということを指摘している。上海は中国経済の中心として、GDP10年あまりもの間二ケタ成長を続けている。新世紀に入って、発展の任務はさらに差し迫ったものとなっている。その上に、当時、2010年の上海世界万国博覧会が日増しに近づいており、仕事が山積みであった。2007524日、習近平は中国共産党上海市第9回代表大会で報告を行った際、上海の今後5年の奮闘目標と指導思想を提出し、上海の「四つの中心」(国際経済の中心、国際金融の中心、国際航運の中心、国際貿易の中心)と社会主義現代化国際大都市の建設を新たな段階へと推し進めるよう要求した。

習近平が上海の発展のためにテーマを浮き彫りとし、さらに上海の経済社会建設の「診断」を行ったことは、上海の今後の発展方向を導くものとなった。習近平は上海浦東総合補助改革試行地点で画期的な成果を得なければならず、上海全市全体改革を調和的に進め、国家投資、外商投資、民間投資が共に経済発展を促進するという構造をより完全なものとすることを提起した。彼は同時に、上海の今後の発展を中央の上海発展の戦略的ポジショニングの上に、経済グローバル化の大趨勢のもとに、中国発展の大構造の中に、国家の長江デルタ地域発展の全体手配の中に置いて、考え、計画せねばならないと提起した。

 


 

「民生問題を解決し、重心を末端に置く

200742日、上海に赴任して10日もたたない習近平は、楊浦区殷行街道コミュニティ衛生サービスセンターに来ていた。彼の突然の来訪は診察を受けに来た市民に意外に感じさせた。そこにいたある女性は「習書記が上海に来て10日もたたないうちに市民の見舞いに来るとは、本当に感動させられます」と言った。その日、習近平は他の上海市リーダーと共に楊浦区に対する民生調査・研究を行ってから、知的障害者のための「陽光の家」、コミュニティ老人ホーム、コミュニティ創業パークなどを訪ねた。

20073月末から9月初めにかけて、習近平は上海市の管轄にある全ての区・県を巡った。

習近平はしばしば公の場所で、群衆の安危、冷暖に注意を向けなければならないと呼びかけている。民生問題を解決するには、重心を末端に置かなければならず、末端の基礎工作を強化し、末端の民生問題を解決するのに力を入れ、特に新型コミュニティ管理とサービス体制を健全なものとし、たえず調和のとれたコミュニティ建設を推進しなければならないと語っている。



 

「指導グループをよく管理し、隊伍をよく率いる」

2007年、上海に就任するなり、習近平は党の気風を正し、廉潔政治建設を強化することを指示した。「不正・腐敗に反対し清廉を呼びかけることは長期的な任務であり、終始たゆまず行わなければならない」と、2007324日、習近平は党政幹部責任大会で語っている。

習近平は理想信念を確固として持ち、党のモットーを実行することを強調し、党員幹部に公平な権力運用、廉潔自律を要求し、自ら「隊伍をよく率いる」決心の誓いを立てさせた。2007524日、上海市第9回党代表大会で、習近平は上海市党委員会を代表し報告を行った際、党の建設自体にいまだ多くの脆弱な部分があることを指摘した。

2007614日、習近平が区・県で調査研究を行った際、党政幹部に「指導グループをよく管理し、隊伍をよく率いる」、さらに「積極的に拝金思想、享楽的な考え、ぜいたくな気風を制止しなければならない」と特に言い含めた。どの区・県でも、どの組織幹部の座談会の中でも、習近平はさらに「正しい気風の建設」「隊伍建設」という問題と経済建設を同様の高さに置いた。

上海の在任は7カ月であっても、習近平は上海の未来の発展のために方向を明らかに示し、自信を強めた。習近平は「この期間、私は上海人民と苦楽を共にし、同じ船に乗って川を渡り、上海に対して名残惜しい気持ちを持ち、心の底から上海人民の私に対する信頼、関心と支持に感謝したものです」と語っている。

 

 

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