中国画報—2017年に活躍した人物(パイオニア編)

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2017年に活躍した人物(パイオニア編)

2018-01-30          

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    十八洞村 貧困脱出の奇跡

  • 杜江峰131360.jpg

    杜江峰 量子世界の探索者

  • 吴光辉VCG111117085315.jpg

    呉光輝 大空に舞い上がる

  • 戴建武237610755_8.jpg

    戴建武 再生医学の先駆

  • 郭小平186264301_8.jpg

    郭小平 エイズと戦う闘士

  • 陆奇原图.jpg

    陸奇 All-in人工知能

  • 袁隆平VCG11456264056.jpg

    袁隆平 水稲の重金属を取り除く

  • 北斗谢军2-大图.jpg

    謝軍 北斗で星空を照らす

  • 钱东奇VCG11450569732.jpg

    銭東奇 家庭用ロボットの研究・開発をリード

  • 塞罕坝建设者276947166_8.jpg

    塞罕壩営林場の建設者 エコの伝奇を記す

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十八洞村 貧困脱出の奇跡

入選理由:20172月、湖南省貧困扶助弁公室は其花垣県にある十八洞村が貧困脱出に成功したと宣告し、全省で初めて貧困脱出に成功した貧困村の一つとなった。十八洞村はミャオ族が集中して居住する村であり、村の過半数が貧困人口だった。過去数年、栽培・養殖・ミャオ族刺繍・労働サービス・郷村観光という五大産業を柱とする発展構想の確定を通じて、十八洞村の村民は産業によって豊かになるを模索した。201311月、習近平総書記は十八洞村を視察した際、「精準扶貧(貧困状況は地方や世帯ごとによって異なるため、各実情に合った支援を行う)」という重要思想を初めて提出し、貧困脱出の難関攻略実施を呼びかけた。

 

言葉:「人々が参加しなかったら、貧困から脱出したとしても失敗し、それは狭義の貧困援助であります。われわれが実施するのは広義の貧困脱出であり、思想と物質の両面から人々の貧困脱出を図ります」と、十八洞村の海華村党支部書記は語る。

 

杜江峰 量子世界の探索者

入選理由:20174月、中国科学技術大学の杜江峰教授が率いる研究チームがダイヤモンド中のスピンを量子処理機として利用し、初めて室温条件下で個体スピンシステムの素因数分解に基づく量子計算法を実現した。近年、量子研究は中国で急速に発展し、世界の量子研究の最先端へと邁進している。杜江峰研究チームのこの成果は、中国が室温固体量子コンピューターをつくり上げるための重要な一歩となり、量子計算方面における重要な難関突破を実現した。

 

言葉:「科学研究とはイノベーションの概念で、科学研究が直面するのは理解していない知識と未知の世界であり、この際には、独学能力あるいは独立思考能力がことのほか重要になります」

 

呉光輝 大空に舞い上がる

入選理由:201755日、呉光輝が総設計者を務めた中国国産C919大型旅客機が上海で初飛行に成功した。中国はこれにより、世界でも数少ない大型旅客機を自国生産できる国の列に入った。C919は中国初の最新の国際航空適合標準に基づいた自主知的所有権を有する幹線民用飛行機である。これは、中国航空制造業のレベルが新段階に入ったことを示している。

 

言葉:「われわれは世界中のリソースを利用しましたが、この飛行機(C919)の知的所有権の全体技術はわれわれの手の中にあるので、完全な知的所有権を持っています」

 

戴建武 再生医学の先駆

入選理由:20175月、中国で名を知られる再生医学専門家戴建武及びその研究チームは特異結合する成長因子あるいは幹細胞のスマートバイオマテリアルを研究開発し、世界に先駆け神経再生コラーゲン足場の脊髄損傷修復臨床研究を展開した。戴建武が研究する組織再生と損傷修復機能バイオマテリアル研究技術は、現在臨床で人々を喜ばせる成績を収め、世界の脊髄損傷治療の難題に希望をもたらすかもしれない。

 

言葉:「人間が永遠に生きる方法はないが、再生医学は人々の体の中の『悪い部品』を『よい部品』と換え、寿命を延ばすだけではなく、生活の質をさらによいものとすすることができます」

 

郭小平 エイズと戦う闘士

入選理由:20175月末、山西省臨汾紅糸帯学校は中国初のエイズウイルス感染者のために設けられた大学入試試験場に定められた20069月、臨汾第三人民医院院長をかつて務めた郭小平は、臨汾紅糸帯学校を創立し、校長となった。これは中国国内唯一のエイズウイルス感染児童のための学校である。2011年、学校は正式な国民教育施設とされた。ここのエイズウイルス感染児童は教育を受けるだけでなく、治療も受けることができる。この学校を通じて、さらに多くの人にエイズとエイズウイルス感染患者のことを理解させるだろう。

 

言葉:「私は医学を学んだ者であり、私はこの世代の若い感染者からのエイズウイルス感染を阻むことを望んでいます。彼らはまず自分について知り、自分を受け入れなければならず、そうすることではじめてさらによく他人を守ることができるのです」

 

奇:All-in人工知能

入選理由:201775日、百度グループの陸奇・総裁兼最高執行責任者は百度自動運転プラットフォームApolloが開発者に向けて正式に開放されることを宣言した奇は2017年初めに百度に加わり、百度の人工知能エコ全体配置の実行を速めるために努力している2017年は人工知能が中国で全速発展する一年であった。自動運転自動車プラットフォームは百度人工知能の主なプロジェクトの一つである。協力パートナーにこのプラットフォームを開放するのはイノベーションを加速するのに有利となり、ウィンウィンを実現する。

 

言葉:中国は充分な能力を持ち、充分なAIを擁し、AIの技術革命でわれわれの国力を向上させることができる。中国にはきっとイノベーション大国となるチャンスと能力があり、われわれはもう一回世界の先頭に立つことができるでしょう」

 

袁隆平 水稲の重金属を取り除く

入選理由:20179月、袁隆平は中国の水稲育種における画期的な新技術を発表した。それは、母体動植物が雑交のときは選択して使用した雌雄性個体)の中に含まれるカドミウムあるいはカドミウムを含む遺伝子を取り除くことで、水稲の重金属カドミウムを取り除くという目的を達成するものだ。ここ数年、中国農業の発展は農作物の純度に対しさらに高い要求を出すようになった。このカドミウム取り除く技術は中国の一部の農作物の重金属含有量規準超過という趨勢を転換するだろう。

 

言葉:「われわれ農業科学研究に従事する者は食糧安全の責任を担う勇気を持たなければなりません。一方でイノベーション・模索・突破の勇気を持ち、もう一方で着実に研究を行い、研究に没頭しなければなりません」

 

謝軍 北斗で星空を照らす

入選理由:2017115日、中国は長征三号乙ロケットに搭載した2基の「北斗3号グローバルネットワーク衛星」の打ち上げに成功した。謝軍のリードにより開発された北斗衛星ナビゲーション衛星システムBeiDou Navigation Satellite System, BDS)は中国が独自で建設し、運行するものである。北斗計画によると、2020年前後までに35基の衛星発射ネットワークを完成し、グローバル衛星ナビゲーションシステムを建設する計画である。

 

言葉:2010年から2012年に、われわれは14基の衛星を打ち上げ、2020年までには、30基あまりの北斗3号衛星が宇宙に輝いているだろう。われわれは100メートル走のスピードでマラソンを走っている」

 

銭東奇 家庭用ロボットの研究・開発をリード

入選理由:2017年、科沃斯ロボット有限公司は中国の個人・家庭向けロボット分野で先頭に立った。「双十一(1111日、ネットショッピングデー)」の当日、ネットでの売り上げ額は52800万元にも達し、再び業界の売り上げの記録を更新した。予測によると、高齢化傾向の激化にしたがって、中国の家庭用ロボット市場のニーズはこれから数年、爆発的増長を迎える見込みがある。家庭サービスロボット方面で、科沃斯は中国で最も人気のあるブランドの一つであるにちがいなく、アメリカとドイツにも支社を置いている銭東奇は1998科沃斯ロボット有限公司を創設し、現在は科沃斯グループの理事長を務める

 

言葉:科沃斯からすれば、人工知能の発展を100メートル走にたとえた時、ウォーミングアップ、スタート、走りの三段階に分けるとすると、現在はみんなウォーミングアップとスタートの間にあり、試合はまだ始まっていません」

 

塞罕壩営林場の建設者 エコの伝奇を記す

入選理由:2017125日、国連環境計画(UNEPは、中国塞罕壩営林場の建設者に2017年の「地球大賞Champions of the Earth award」を授与すると発表した19622月、塞罕壩機械林場が正式に成立し、中国人工造林プロジェクトの稼動を意味することとなった。50年あまりにわたり、三世代の造林者の持続的な奮闘を経て、塞罕壩は中国人と大自然との共生の物語を具現し、やせた砂地が緑水青山に変わり、世界の賞賛を得た。現在、塞罕森林被覆率は80%に近い。この人工林は毎年、北京と天津に13700万立方メートルのクリーンな水を供給し、同時に約545000トンの酸素を放出している。

 

言葉:「われわれが引き続きエコ文明建設を推進してゆけば、一代一代の人々の努力を経て、中国はさらに多くの塞罕壩のような緑の奇跡を作り出し、人と自然との調和・共存を実現できると私は信じています」と、海瑩塞罕壩営林場長は語る。

 

 

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2017年に活躍した人物(パイオニア編)

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    十八洞村 貧困脱出の奇跡

  • 杜江峰131360.jpg

    杜江峰 量子世界の探索者

  • 吴光辉VCG111117085315.jpg

    呉光輝 大空に舞い上がる

  • 戴建武237610755_8.jpg

    戴建武 再生医学の先駆

  • 郭小平186264301_8.jpg

    郭小平 エイズと戦う闘士

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    陸奇 All-in人工知能

  • 袁隆平VCG11456264056.jpg

    袁隆平 水稲の重金属を取り除く

  • 北斗谢军2-大图.jpg

    謝軍 北斗で星空を照らす

  • 钱东奇VCG11450569732.jpg

    銭東奇 家庭用ロボットの研究・開発をリード

  • 塞罕坝建设者276947166_8.jpg

    塞罕壩営林場の建設者 エコの伝奇を記す

 

 

 

十八洞村 貧困脱出の奇跡

入選理由:20172月、湖南省貧困扶助弁公室は其花垣県にある十八洞村が貧困脱出に成功したと宣告し、全省で初めて貧困脱出に成功した貧困村の一つとなった。十八洞村はミャオ族が集中して居住する村であり、村の過半数が貧困人口だった。過去数年、栽培・養殖・ミャオ族刺繍・労働サービス・郷村観光という五大産業を柱とする発展構想の確定を通じて、十八洞村の村民は産業によって豊かになるを模索した。201311月、習近平総書記は十八洞村を視察した際、「精準扶貧(貧困状況は地方や世帯ごとによって異なるため、各実情に合った支援を行う)」という重要思想を初めて提出し、貧困脱出の難関攻略実施を呼びかけた。

 

言葉:「人々が参加しなかったら、貧困から脱出したとしても失敗し、それは狭義の貧困援助であります。われわれが実施するのは広義の貧困脱出であり、思想と物質の両面から人々の貧困脱出を図ります」と、十八洞村の海華村党支部書記は語る。

 

杜江峰 量子世界の探索者

入選理由:20174月、中国科学技術大学の杜江峰教授が率いる研究チームがダイヤモンド中のスピンを量子処理機として利用し、初めて室温条件下で個体スピンシステムの素因数分解に基づく量子計算法を実現した。近年、量子研究は中国で急速に発展し、世界の量子研究の最先端へと邁進している。杜江峰研究チームのこの成果は、中国が室温固体量子コンピューターをつくり上げるための重要な一歩となり、量子計算方面における重要な難関突破を実現した。

 

言葉:「科学研究とはイノベーションの概念で、科学研究が直面するのは理解していない知識と未知の世界であり、この際には、独学能力あるいは独立思考能力がことのほか重要になります」

 

呉光輝 大空に舞い上がる

入選理由:201755日、呉光輝が総設計者を務めた中国国産C919大型旅客機が上海で初飛行に成功した。中国はこれにより、世界でも数少ない大型旅客機を自国生産できる国の列に入った。C919は中国初の最新の国際航空適合標準に基づいた自主知的所有権を有する幹線民用飛行機である。これは、中国航空制造業のレベルが新段階に入ったことを示している。

 

言葉:「われわれは世界中のリソースを利用しましたが、この飛行機(C919)の知的所有権の全体技術はわれわれの手の中にあるので、完全な知的所有権を持っています」

 

戴建武 再生医学の先駆

入選理由:20175月、中国で名を知られる再生医学専門家戴建武及びその研究チームは特異結合する成長因子あるいは幹細胞のスマートバイオマテリアルを研究開発し、世界に先駆け神経再生コラーゲン足場の脊髄損傷修復臨床研究を展開した。戴建武が研究する組織再生と損傷修復機能バイオマテリアル研究技術は、現在臨床で人々を喜ばせる成績を収め、世界の脊髄損傷治療の難題に希望をもたらすかもしれない。

 

言葉:「人間が永遠に生きる方法はないが、再生医学は人々の体の中の『悪い部品』を『よい部品』と換え、寿命を延ばすだけではなく、生活の質をさらによいものとすすることができます」

 

郭小平 エイズと戦う闘士

入選理由:20175月末、山西省臨汾紅糸帯学校は中国初のエイズウイルス感染者のために設けられた大学入試試験場に定められた20069月、臨汾第三人民医院院長をかつて務めた郭小平は、臨汾紅糸帯学校を創立し、校長となった。これは中国国内唯一のエイズウイルス感染児童のための学校である。2011年、学校は正式な国民教育施設とされた。ここのエイズウイルス感染児童は教育を受けるだけでなく、治療も受けることができる。この学校を通じて、さらに多くの人にエイズとエイズウイルス感染患者のことを理解させるだろう。

 

言葉:「私は医学を学んだ者であり、私はこの世代の若い感染者からのエイズウイルス感染を阻むことを望んでいます。彼らはまず自分について知り、自分を受け入れなければならず、そうすることではじめてさらによく他人を守ることができるのです」

 

奇:All-in人工知能

入選理由:201775日、百度グループの陸奇・総裁兼最高執行責任者は百度自動運転プラットフォームApolloが開発者に向けて正式に開放されることを宣言した奇は2017年初めに百度に加わり、百度の人工知能エコ全体配置の実行を速めるために努力している2017年は人工知能が中国で全速発展する一年であった。自動運転自動車プラットフォームは百度人工知能の主なプロジェクトの一つである。協力パートナーにこのプラットフォームを開放するのはイノベーションを加速するのに有利となり、ウィンウィンを実現する。

 

言葉:中国は充分な能力を持ち、充分なAIを擁し、AIの技術革命でわれわれの国力を向上させることができる。中国にはきっとイノベーション大国となるチャンスと能力があり、われわれはもう一回世界の先頭に立つことができるでしょう」

 

袁隆平 水稲の重金属を取り除く

入選理由:20179月、袁隆平は中国の水稲育種における画期的な新技術を発表した。それは、母体動植物が雑交のときは選択して使用した雌雄性個体)の中に含まれるカドミウムあるいはカドミウムを含む遺伝子を取り除くことで、水稲の重金属カドミウムを取り除くという目的を達成するものだ。ここ数年、中国農業の発展は農作物の純度に対しさらに高い要求を出すようになった。このカドミウム取り除く技術は中国の一部の農作物の重金属含有量規準超過という趨勢を転換するだろう。

 

言葉:「われわれ農業科学研究に従事する者は食糧安全の責任を担う勇気を持たなければなりません。一方でイノベーション・模索・突破の勇気を持ち、もう一方で着実に研究を行い、研究に没頭しなければなりません」

 

謝軍 北斗で星空を照らす

入選理由:2017115日、中国は長征三号乙ロケットに搭載した2基の「北斗3号グローバルネットワーク衛星」の打ち上げに成功した。謝軍のリードにより開発された北斗衛星ナビゲーション衛星システムBeiDou Navigation Satellite System, BDS)は中国が独自で建設し、運行するものである。北斗計画によると、2020年前後までに35基の衛星発射ネットワークを完成し、グローバル衛星ナビゲーションシステムを建設する計画である。

 

言葉:2010年から2012年に、われわれは14基の衛星を打ち上げ、2020年までには、30基あまりの北斗3号衛星が宇宙に輝いているだろう。われわれは100メートル走のスピードでマラソンを走っている」

 

銭東奇 家庭用ロボットの研究・開発をリード

入選理由:2017年、科沃斯ロボット有限公司は中国の個人・家庭向けロボット分野で先頭に立った。「双十一(1111日、ネットショッピングデー)」の当日、ネットでの売り上げ額は52800万元にも達し、再び業界の売り上げの記録を更新した。予測によると、高齢化傾向の激化にしたがって、中国の家庭用ロボット市場のニーズはこれから数年、爆発的増長を迎える見込みがある。家庭サービスロボット方面で、科沃斯は中国で最も人気のあるブランドの一つであるにちがいなく、アメリカとドイツにも支社を置いている銭東奇は1998科沃斯ロボット有限公司を創設し、現在は科沃斯グループの理事長を務める

 

言葉:科沃斯からすれば、人工知能の発展を100メートル走にたとえた時、ウォーミングアップ、スタート、走りの三段階に分けるとすると、現在はみんなウォーミングアップとスタートの間にあり、試合はまだ始まっていません」

 

塞罕壩営林場の建設者 エコの伝奇を記す

入選理由:2017125日、国連環境計画(UNEPは、中国塞罕壩営林場の建設者に2017年の「地球大賞Champions of the Earth award」を授与すると発表した19622月、塞罕壩機械林場が正式に成立し、中国人工造林プロジェクトの稼動を意味することとなった。50年あまりにわたり、三世代の造林者の持続的な奮闘を経て、塞罕壩は中国人と大自然との共生の物語を具現し、やせた砂地が緑水青山に変わり、世界の賞賛を得た。現在、塞罕森林被覆率は80%に近い。この人工林は毎年、北京と天津に13700万立方メートルのクリーンな水を供給し、同時に約545000トンの酸素を放出している。

 

言葉:「われわれが引き続きエコ文明建設を推進してゆけば、一代一代の人々の努力を経て、中国はさらに多くの塞罕壩のような緑の奇跡を作り出し、人と自然との調和・共存を実現できると私は信じています」と、海瑩塞罕壩営林場長は語る。

 

 


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