中国画報—2018 年文化分野の人物

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2018 年文化分野の人物

2019-01-11          

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    李雲鶴

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    呉為山

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    孫周興

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    奚志農

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    劉慶

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    ペマツェテン(万瑪才旦)

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    楊正大

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    文牧野

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    陳少傑

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    武大靖

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 李雲鶴 壁画修復60

 86歳の李雲鶴は敦煌で最もキャリアの長い壁画修復師で、1956年から莫高窟文物保護の仕事を始め、敦煌研究員保護研究所副所長も務めている。この60年もの年月に参加した壁画修復面積は4000平方メートル余り、塑像500体余りに及び、一連の壁画保護のための科学研究成果をつくり上げ、敦煌研究院が中国で最も権威ある壁画修復チームとなる基礎を築いた。

「文物は口をきくことはできないが、生命を持つものである。文物に愛と畏敬を持たねば、この事業をきちんと行うことはできない」

 

呉為山 彫刻大家

 現任の中国美術館館長であり、中国で最も世界的影響力のある彫刻家の一人である。呉為山は中国現代写意(情趣の表現に重きを置く手法)彫刻を創始し、「写意彫刻」理論と「写意彫刻八大風格論」を唱え、中国の現代彫刻を大いに発展させた。その彫刻作品はブラジル、ドイツ、ベラルーシなど20余カ国に設置されている。2018年、呉為山は世界史上最も古く、最も著名なアカデミーの一つ、芸術アカデミーの通信会員となった。

「多元的文化の衝突における重要な役割として、モダンアートはその独特な身分により、文化的差異への理解・認識・意思疎通・共通を促進することができ、われわれはチャンスを掴んで、中国現代アートを国際化させるべく、積極的に動かねばならない」

 

孫周興 中国哲学の伝承者

 1963年生まれの哲学者・翻訳家。20186月、孫周興がメイン編集者を務めた30巻の『ハイデッガー作品集』が正式に出版され、中国語のハイデッガー研究の完全な文献的蓄積を完成させた。孫周興はハイデッガー研究で独自の道を切り開き、1990年代より中国の知識界に深い影響を与えている。彼は行動で学術的尊厳の防衛を成し遂げ、この時代の貴重な精神的財産をつくりあげた。

「哲学は中国で最も希望のある学問であり、独立した、自由な、高度な想像力をもつ思考を養うものであり、これは中国の若者が最も必要としている能力であることは間違いない」

 

奚志農 写真による自然保護

 30年余りの間、中国の野生動物カメラマンである奚志農は、中国の絶滅の危機に瀕する種の困難を、ウンナンキンシコウ、チベットカモシカなどの野生動物の貴重な写真の撮影によって伝え、その生息地の保護を進めてきた。その写真作品である『ウンナンキンシコウ』は英国BG野生動物写真大賞(Wildlife Photography Contest)の絶滅の危機に瀕する種の分野における大賞を受賞し、彼は2010年英国アウトドア雑誌によって世界で最も影響力のある40人の自然写真カメラマンの一人として選ばれ、インターナショナルリーグ・オブ・コンサベーション・フォトグラファーに加盟する唯一の中国人カメラマンとなった。2018年末、彼は2019年の世界報道写真財団の審査委員に選ばれた。

「今日の中国では、野生動物の肉を食べることにより、餓死を免れるという人はいないだろう。さらには、野生動物の毛皮でつくった衣服を着なくても、凍死することはない。だから、われわれには野生動物を消費するいかなる理由もないと言える」

 

劉慶 東北100年の叙事詩を記述

 劉慶は1960年代末に生まれ、15年をかけて長編小説『唇典』を完成させ、2018年の第七回紅楼夢賞と世界華文長編小説賞を受賞した。『唇典』は54万字におよぶ長編小説であり、中国東北地方のサーマン教の祈祷師から見た100年にわたる東北民族の記憶を述べたものであり、東北地方に関連する人情・世情の博物館を打ち立てたといえる。

「過去100年余りにわたる歴史は深々と東北人の性格と文化をつくり上げ、これを背景として東北人の魂の歴史を述べることで初めて、われわれの来た道と未来を知ることができ、歴史と今日との血脈関係を打ち立てることができる」

 

ペマツェテン チベット語映画の創始者

 2018年、中国の第一世代チベット族映画監督のペマツェテン(万瑪才旦)が監督した『撞死了一只羊(JINPA)』が第75ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で脚本賞を受賞した。ペマツェテンはチベット語映画の創始者として称賛され、その作品はチベット族の生活を深々と細緻に描いたもので、チベット文化とその生活状況を人々に新たに知らしめるものとなっている。

「大スクリーンで映画を見ることによりはじめて、映画の質感・細部・雰囲気などを感じ取ることができる。チベット語地域を見てみると、映画事業の発展はいまだ任重くして道遠い」

 

楊正大 iTutor Groupの創始者

 中国のオンライン教育の開拓者・教育科学技術変革者として、オンライン教育会社の iTutor Groupの創始者・理事長兼CEOの楊正大は、会社を率いて斬新なオンライン教育システムを構築し、中国のオンライン教育分野のベンチャー企業となっている。彼は高品質の教育課程を地方都市にまで浸透させてゆくことを提唱し、科学技術の力により優れたリソースを教育が未発達の地域へと送り届けている。2018年、楊正大は「2018年中国インターネット教育事業のリーダー」賞を受賞した。

「いつの日か孔子が2500年前に提唱した『有教無類(人は教育によってどうにでもなるものであって、生まれたときから差があるわけではない)』『因材施教(対象に応じて異なる教育を施す)が実現できるといい」

 

文牧野 『我不是薬神』監督

 2018年、中国の若手監督である文牧野の長編処女作『我不是薬神(私は薬神ではない)』が白血病グループの注目に始まり、中国全域へと火がついて、30億元の興行成績を達成し、豆瓣の作品評価は9を超え、「中国の現実主義テーマの尊厳を奪回し、中国映画の新たな可能性を見い出させた」と評価された。業界の先輩たちの目には「天性の映画監督」と映った文牧野は、この作品で第14回長春映画祭の最優秀脚本に選ばれ、第55回金馬賞最優秀新監督、最優秀脚本原作賞を受賞した。

「誠実な態度で温かく感動的な映画をつくることで、観衆が映画を見終わった後に希望に満ちて映画館を出て、生活の中の困難に続けて直面することができたらと思っている」

 

陳少傑 闘魚直播の創始者

 ライブ配信プラットフォームである闘魚TVの創始者でCEOの陳少傑は、業界内で初めて「ライブ配信+」戦略を提唱・推進し、中国で唯一の「プラスエネルギー」ライブ配信版のリリースを率先して行い、その内容は公益・貧困者補助・医療健康・警察業務・政治業務・科学普及などに及び、業界におけるコンテンツ配置の新スタイルをつくりあげた。2018年、闘魚は中国企業社会責任年度総会の「最優秀クリエイティブ公益プロジェクト賞」を受賞した。

「闘魚直播は大衆公共ライブ配信プラットフォームとして、中国文化の伝播、中国の声の伝送、中国のイメージを示すという歴史的使命を帯びている」

 

武大靖 氷上の使者

 武大靖は2018年平昌オリンピックのスピードスケート・ショートトラックの男子500メートルで優勝し、さらに世界記録を更新して、中国男子ショートトラック史上初のオリンピック金メダリストとなった。2018年~19年のワールドカップ・ソルトレイクシティー大会のショートトラックで再び優勝し、そしてまた世界記録を打ち立てた。2022年の北京冬季オリンピックのウィンタースポーツ広報大使の一人として、武大靖は全力を挙げてウィンタースポーツの宣伝につとめ、ウィンタースポーツ熱を持続させようとしている。

「北京オリンピック誘致成功後、中国のウィンタースポーツの発展が極めて良好な段階に入ったと感じましたが、これはまたウィンタースポーツのアスリートとして私が最も期待するチャンスでもあります」

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2018 年文化分野の人物

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    李雲鶴

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    呉為山

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    孫周興

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    奚志農

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    劉慶

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    ペマツェテン(万瑪才旦)

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    楊正大

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    文牧野

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    陳少傑

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    武大靖

 李雲鶴 壁画修復60

 86歳の李雲鶴は敦煌で最もキャリアの長い壁画修復師で、1956年から莫高窟文物保護の仕事を始め、敦煌研究員保護研究所副所長も務めている。この60年もの年月に参加した壁画修復面積は4000平方メートル余り、塑像500体余りに及び、一連の壁画保護のための科学研究成果をつくり上げ、敦煌研究院が中国で最も権威ある壁画修復チームとなる基礎を築いた。

「文物は口をきくことはできないが、生命を持つものである。文物に愛と畏敬を持たねば、この事業をきちんと行うことはできない」

 

呉為山 彫刻大家

 現任の中国美術館館長であり、中国で最も世界的影響力のある彫刻家の一人である。呉為山は中国現代写意(情趣の表現に重きを置く手法)彫刻を創始し、「写意彫刻」理論と「写意彫刻八大風格論」を唱え、中国の現代彫刻を大いに発展させた。その彫刻作品はブラジル、ドイツ、ベラルーシなど20余カ国に設置されている。2018年、呉為山は世界史上最も古く、最も著名なアカデミーの一つ、芸術アカデミーの通信会員となった。

「多元的文化の衝突における重要な役割として、モダンアートはその独特な身分により、文化的差異への理解・認識・意思疎通・共通を促進することができ、われわれはチャンスを掴んで、中国現代アートを国際化させるべく、積極的に動かねばならない」

 

孫周興 中国哲学の伝承者

 1963年生まれの哲学者・翻訳家。20186月、孫周興がメイン編集者を務めた30巻の『ハイデッガー作品集』が正式に出版され、中国語のハイデッガー研究の完全な文献的蓄積を完成させた。孫周興はハイデッガー研究で独自の道を切り開き、1990年代より中国の知識界に深い影響を与えている。彼は行動で学術的尊厳の防衛を成し遂げ、この時代の貴重な精神的財産をつくりあげた。

「哲学は中国で最も希望のある学問であり、独立した、自由な、高度な想像力をもつ思考を養うものであり、これは中国の若者が最も必要としている能力であることは間違いない」

 

奚志農 写真による自然保護

 30年余りの間、中国の野生動物カメラマンである奚志農は、中国の絶滅の危機に瀕する種の困難を、ウンナンキンシコウ、チベットカモシカなどの野生動物の貴重な写真の撮影によって伝え、その生息地の保護を進めてきた。その写真作品である『ウンナンキンシコウ』は英国BG野生動物写真大賞(Wildlife Photography Contest)の絶滅の危機に瀕する種の分野における大賞を受賞し、彼は2010年英国アウトドア雑誌によって世界で最も影響力のある40人の自然写真カメラマンの一人として選ばれ、インターナショナルリーグ・オブ・コンサベーション・フォトグラファーに加盟する唯一の中国人カメラマンとなった。2018年末、彼は2019年の世界報道写真財団の審査委員に選ばれた。

「今日の中国では、野生動物の肉を食べることにより、餓死を免れるという人はいないだろう。さらには、野生動物の毛皮でつくった衣服を着なくても、凍死することはない。だから、われわれには野生動物を消費するいかなる理由もないと言える」

 

劉慶 東北100年の叙事詩を記述

 劉慶は1960年代末に生まれ、15年をかけて長編小説『唇典』を完成させ、2018年の第七回紅楼夢賞と世界華文長編小説賞を受賞した。『唇典』は54万字におよぶ長編小説であり、中国東北地方のサーマン教の祈祷師から見た100年にわたる東北民族の記憶を述べたものであり、東北地方に関連する人情・世情の博物館を打ち立てたといえる。

「過去100年余りにわたる歴史は深々と東北人の性格と文化をつくり上げ、これを背景として東北人の魂の歴史を述べることで初めて、われわれの来た道と未来を知ることができ、歴史と今日との血脈関係を打ち立てることができる」

 

ペマツェテン チベット語映画の創始者

 2018年、中国の第一世代チベット族映画監督のペマツェテン(万瑪才旦)が監督した『撞死了一只羊(JINPA)』が第75ヴェネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で脚本賞を受賞した。ペマツェテンはチベット語映画の創始者として称賛され、その作品はチベット族の生活を深々と細緻に描いたもので、チベット文化とその生活状況を人々に新たに知らしめるものとなっている。

「大スクリーンで映画を見ることによりはじめて、映画の質感・細部・雰囲気などを感じ取ることができる。チベット語地域を見てみると、映画事業の発展はいまだ任重くして道遠い」

 

楊正大 iTutor Groupの創始者

 中国のオンライン教育の開拓者・教育科学技術変革者として、オンライン教育会社の iTutor Groupの創始者・理事長兼CEOの楊正大は、会社を率いて斬新なオンライン教育システムを構築し、中国のオンライン教育分野のベンチャー企業となっている。彼は高品質の教育課程を地方都市にまで浸透させてゆくことを提唱し、科学技術の力により優れたリソースを教育が未発達の地域へと送り届けている。2018年、楊正大は「2018年中国インターネット教育事業のリーダー」賞を受賞した。

「いつの日か孔子が2500年前に提唱した『有教無類(人は教育によってどうにでもなるものであって、生まれたときから差があるわけではない)』『因材施教(対象に応じて異なる教育を施す)が実現できるといい」

 

文牧野 『我不是薬神』監督

 2018年、中国の若手監督である文牧野の長編処女作『我不是薬神(私は薬神ではない)』が白血病グループの注目に始まり、中国全域へと火がついて、30億元の興行成績を達成し、豆瓣の作品評価は9を超え、「中国の現実主義テーマの尊厳を奪回し、中国映画の新たな可能性を見い出させた」と評価された。業界の先輩たちの目には「天性の映画監督」と映った文牧野は、この作品で第14回長春映画祭の最優秀脚本に選ばれ、第55回金馬賞最優秀新監督、最優秀脚本原作賞を受賞した。

「誠実な態度で温かく感動的な映画をつくることで、観衆が映画を見終わった後に希望に満ちて映画館を出て、生活の中の困難に続けて直面することができたらと思っている」

 

陳少傑 闘魚直播の創始者

 ライブ配信プラットフォームである闘魚TVの創始者でCEOの陳少傑は、業界内で初めて「ライブ配信+」戦略を提唱・推進し、中国で唯一の「プラスエネルギー」ライブ配信版のリリースを率先して行い、その内容は公益・貧困者補助・医療健康・警察業務・政治業務・科学普及などに及び、業界におけるコンテンツ配置の新スタイルをつくりあげた。2018年、闘魚は中国企業社会責任年度総会の「最優秀クリエイティブ公益プロジェクト賞」を受賞した。

「闘魚直播は大衆公共ライブ配信プラットフォームとして、中国文化の伝播、中国の声の伝送、中国のイメージを示すという歴史的使命を帯びている」

 

武大靖 氷上の使者

 武大靖は2018年平昌オリンピックのスピードスケート・ショートトラックの男子500メートルで優勝し、さらに世界記録を更新して、中国男子ショートトラック史上初のオリンピック金メダリストとなった。2018年~19年のワールドカップ・ソルトレイクシティー大会のショートトラックで再び優勝し、そしてまた世界記録を打ち立てた。2022年の北京冬季オリンピックのウィンタースポーツ広報大使の一人として、武大靖は全力を挙げてウィンタースポーツの宣伝につとめ、ウィンタースポーツ熱を持続させようとしている。

「北京オリンピック誘致成功後、中国のウィンタースポーツの発展が極めて良好な段階に入ったと感じましたが、これはまたウィンタースポーツのアスリートとして私が最も期待するチャンスでもあります」


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