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老人と海

2017-03-09      文と写真=李頎拯

 

嶼島は福建省漳州市東山県に位置し、砂浜が1キロほどにわたって続き、海水の色は海底の深さで明らかな濃淡の境界線が見られる。人々は昼間、海岸線に沿って歩き、頭を上げると、いつでも遠くの地平線を見ることができる。夜、ここにはネオンがないため、静かに大波が岸に打ち寄せる音を聞くことができる。

嶼には「拉山網」(古い漁猟方法)に従事する老人たちが住んでいる。彼らの年齢は5082歳の間である。老人たちによると、幼いころから毎年春節後から中秋節まで(2月~10月)の期間、主に砂浜で魚を捕ることによって生計をたててきた。それは代々踏襲してきた生計の道である。「拉山網」は中国福建省沿海で千年にもわたって踏襲されてきたものだ。漁猟の全過程がすべて人力で行われ、船を漕ぐのも、網をあげるのも人力だ。

「拉山網」は潮の流れと漁猟情報によって作業が行われる。しばしば夕方から漁が始まり、深夜11時にようやく終わる。まず漁船によって長さ約500メートルの縄と網を海上へ運び、それから岸にいる人を二つの列に分け、一列に7、8人をつける。それぞれ1本の縄を引いて、両側が同じ速度で進む。その人々は腰に布製の縄あるいは革製のベルトをつけており、そのベルトに1メートル弱のナイロン縄をくくりつけ、その先端には四角い竹片がついている。その竹片を軽く縄の上に投げ、網のロープに巻き付ける

網を引くときには、各人が約35歩分の間をおいて、左右に分かれて立ち、遠くから見るとまるでロープの上に生えている枝のようである。漁民の体は後ろに傾き、とても大変そうに歩く。列の後尾にいる人はある程度ゆくと列の最先端の人と交替し、それが繰り返される。海に入った魚網は潮の抵抗力と入った魚の重さのため、とても重く、魚網を引くのはとても大変だ。

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