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農村の価値の大転換

2017-03-09      文=葉鋒

 

 先ほどの端午節の休暇に浙江省北部徳清県莫干山の人気が再び沸騰した。何千、何万もの現地のナンバープレート、蘇州や上海のナンバープレートをつけた自家用車または観光バスが、莫干山区の道路にぎっしりとひしめきあって、その光景は上海の通勤ラッシュの南北高架橋並みの壮観さである。多くの都会人は休みを利用して田舎にある民宿を訪れるが、ここにひしめきあう観光客の目的は、徳清郊外の無数の外国人が経営する農家民宿である。

 

 

「洋家楽」の始まり

 約9年前から、徳清では外国の香りただよう農家民宿が始まった。

 2007年、高天成とよばれる南アフリカ人が莫干山のふもとの三九塢という小さな山村で、うち捨てられた民家を発見した。田園生活にあこがれていた彼はその中のいくつかの家を借りて改修した。この「裸心郷」と名付けられたプロジェクトはすぐさま高天成の友人たちの心を捉え、拡散していった。小さな三九塢という村は徳清最大の外国企業投資プロジェクトの一つとなったのである。裸心郷の成功は高天成に莫干山でのビジネスチャンスを見い出させた。

 201110月、高天成が三九塢付近の爛樹坑村に2億元近い投資を行い、民宿経営プロジェクトである「裸心谷」を始めると、一泊20003000元の土でできた小屋から、一泊1万元近い樹頂別荘まで、引く手あまたとなった。他の「農家楽」と呼ばれる農村民宿と異なるのは、これらは外国人が投資・経営していることで、顧客も外国人や都市のレジャー客が主なこれらの民宿を、徳清人は「洋家楽」と呼んだ。

 お金に呼び込まれるように、フランス、イギリス、ベルギー、韓国など10カ国以上の国の外国人投資者が莫干山のふもとの民家を借り、農家民宿を始めた。杭州や上海、江蘇などからの客がますます増えると、ビジネスチャンスに敏感な現地の人も次々と投資を始めた。今では徳清西部の山岳地帯、裸心谷や法国山居などの「洋家楽」を代表とするハイクラスの民宿が70軒余り、各種の特色ある民宿が合計200軒余りにおよぶ。

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