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エヴェンキ族の新しい生活

2017-10-09      文=安易 番長 写真=番長

 


内蒙古自治区東北部に位置する大興安嶺は全長が1200キロ、幅が200300キロあり、原生林が残る中国北部の重要な林業基地の一つである。ここには中国最大の針葉樹原生林がある。広々とした森林は豊かな動植物を育んだだけでなく、ここに居住する使鹿部エヴェンキ族を養い、育んだ。彼らは300年あまり前ここに移住したとされる。

2010年の国勢調査によると、エヴェンキ族の人口は約3万人であった。中国の歴史上、エヴェンキ族には三つの支族がある。それは農耕部落、遊牧部落、および大興安嶺密林の中で活躍する狩猟民部落である。狩猟民部落は主に狩猟とトナカイの飼育で生計を立てており、このため、使鹿部エヴェンキ族といわれる。




1949年以前、エヴェンキ族狩猟民は原始社会末期の父系家族段階にあった。1949年以降、政府の指導により、使鹿部エヴェンキ族は4回にもわたる移転を経て、奥山から出てきた。2003年、大興安嶺の生態保護という大きな背景の下で、大多数の使鹿部エヴェンキ族は内蒙古ホロンバイル(呼倫貝爾)根河市郊外に位置するオルグヤエヴェンキ民族郷へ引っ越した


1950年代から、大興安嶺は大規模伐採期に入り、森林面積が急速に減少し始めた。1990年代末になると、中国は大興安嶺の森林保護に大いに力を入れ始めた。2000年、中国は国家天然林資源保護プロジェクトを実施した。




2011年、大興安嶺はエコ発展へとモデルチェンジの道を歩み始めた。201213年、年を追うごとに木材の伐採量を減少させ、2014年には大興安嶺における伐採は全面に禁止された。

2003年、大興安嶺のエヴェンキ族はトナカイ飼育などの多種さまざまな様式による生計の道を探った。同時に、大部分の使鹿部エヴェンキ族は政府が建設した根河市郊外にある新しい定住地へ引っ越した。家はフィンランドのデザイナーがデザインした、木造の戸建住宅である。狩猟民の家、家具、ケーブルテレビ水洗式便器水道・暖房などは政府が無料で提供し、お湯と電話も無料で使うことができる。新しい定住地における色濃いエヴェンキ風情は多くの観光客を引き付けている。

 

 

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