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「アイス・バケツ・チャレンジ」ブームの後に

2017-03-09      文 子 墨

 

 ソーシャルメデイアはモバイルインターネット時代を迎え、ALS筋萎縮性側索硬化症)患者を救うための寄付を集める「アイス・バケツ・チャレンジ」が世界を席巻している。

 2014831日までの段階で、「アイス・バケツ・チャレンジ」の募金方法により、「陶器人形奇病思いやりセンター」がミニブログの公益プラットフォームを通して730万元以上の募金を集め、さらに新浪ミニブログと秒拍承諾も200万の募金を集め、半月もしないうちにアイスバケッチャをテーマとする活動は、ソーシャルメディアにおける募金旋風を巻き起こした。「陶器人形奇病思いやり基金」はすでに合計1000万元近い募金を集め、昨年一年間にこの基金が受けた寄付金額の5倍近くにも達した。

 

ネットで変わった寄付 

 2014729日、アメリカのプロ野球選手でALS患者のピートフレイツと彼の友人たちが、「アイス・バケツ・チャレンジ」の活動をはじめ、人々にこの病気にかかった人の模擬体験をしてもらい、同時にこの病気を克服するための募金を募る活動を始めた。ルールは極めてシンプルで、参加者はインターネットで自分が氷水をかぶっている様子を動画で流し、その後別の人を指名し、この活動に参加してもらうというものである。指名された者は24時間以内にこのチャレンジを受けるか、ALS患者への100ドルの寄付を行うかを選ぶ、または両方行う。そしてその後にふたたび3人のチャレンジャーを選ぶというものである。わずか2週間の間に「アイス・バケツ・チャレンジ」はたちまちアメリカ全土を風靡し、カナダや外の国にも伝播していった。

 モバイルネット時代には、すべての新しいことが驚異的な速度で伝わるようになったが、「アイス・バケツ・チャレンジ」もたちまち中国に到来した。817日、「小米(シャオミー)科技」の雷軍理事長はロシアのDST社のCEOユリ・ミルナーの指名でこれに参加し、初めての中国のチャレンジャーとなった。彼はチャレンジを終えた後、3人のチャレンジャーを指名したが、それは、俳優の劉徳華(アンディ・ラウ)、富士康の創始者である郭台銘、百度の創始者でCEOの李彦宏である。わずか数日内に、国内のIT界の大物、スター、そして普通の市民までがみなこれに加わり、「陶器人形奇病思いやり基金」のミニブログ公益プラットフォームを通して寄付を行った。中国では災害後でもなく、政府が後押しするものでもなく、公益機構でないところが音頭をとり、人々が自発的に参加する今回のような大規模な募金活動は、極めてめずらしいものである。

 これと同時に、ソーシャルネットワークによる急速な伝播は、エンターティンメント界の争議を引き起こした。スターやエリートビジネスマンがこの活動に参加する中で、この活動が非常に注目され、そのため活動の拡大につながった。この活動は娯楽性もあり、みんな楽しみながら人を助けることができ、まさに「プラスエネルギー」をもたらすものである。スターや企業もこうした活動により名を売ることができ、一石二鳥ともいえると、南都公益基金会の徐永光理事長は考えている。

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