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『西洋の鏡 ドイツ人建築家の目から見た中国(1906—1909年)』

2017-05-02      著者 エルンスト・ベーシュマン(ドイツ)  

  

 


19061909年、東プロイセンのロイヤル基金会の支援により、ロイヤルベルリン工業高等学院中国建築学教授のエルンスト・ベーシュマン中国にやって来て、野外調査を行い、写真撮影と測量・製図によって、清代末期の宮殿建築、寺院、祠堂、民家などを記録し、8000枚の写真、2500枚の見取り図200枚の拓本1000枚の測量・製図記録を残した。1932 年、エルンスト・ベーシュマンは中国学術団体営造学社通信研究員となり、19331935年には、中国伝統建築遺産顧問をつとめた。

帰国後、ベーシュマンはこれらのデータを利用し、6冊の著作を出版した。『中国建築芸術と宗教文化』シリーズの三巻本と『中国建築』などである。

2006年、ベーシュマンを記念するために、オーストラリアの歴史学者らがネット上で民間組織をつくり、百年前にベーシュマンが訪ねた道をたどり、写真を撮影するというプロジェクトを計画した。中国の著名カメラマンである徐原夫婦と同仁もこの計画のボランティアとなり、自家用車を運転してベーシュマンが当時訪ねた場所に行き、彼の写真の角度と同じ角度で再び同じ場所を撮影するという原則で、現存の建築の写真を撮影した。ベーシュマンが訪ねた当時の建築のうち、42カ所が現在国家クラスの文物保護単位(一部は世界文化遺産名簿あるいは世界自然遺産名簿に登録)であり、20カ所が現代になって再建された、あるいは大改修が行われていて、60カ所はもう存在しなかった。

この写真集は写真426枚を収録したもので、その中の288枚はエルンスト・ベーシュマンと彼が雇った中国人カメラマンが撮影したもの、ほか138枚は今回中国とオーストラリアの協力によって撮影された作品である。


(編集・翻訳 徐原 趙省偉   2017年2月 台海出版社出版)


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