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生まれ変わった古楽、南音

2017-10-09      文=張雪

 
 
  中国音楽と舞踊の「活きた化石」といわれる南音芸術は、福建省南部地区(南とも言われる)で千年にわたって伝わってきたものだ。この南方言で歌われる古い芸術は、中国台湾、香港、マカオおよび東南アジアの華僑の間で好まれている。

福建南音はまたの名を「南曲」「南管」「南楽」とも言う。史料によると、南音は後漢代(25220年)に始まり、そのときから南宋・北宋代(9601279年)にかけての数百年間、中国中部地区(今の河南省)からの移民が中原音楽文化を泉州を中心とする南地区へ持ってきて、それが地元の民間音楽と融合し、中原古楽の影響を受けた上演様式を形成した。今に至るまで、南音の音律、楽器、楽譜及び上演様式はいずれも古楽のものを温存していて、中国四大古楽の一つとなっている。2009年、南音はユネスコの世界無形文化遺産に登録された。




古い芸術として、南音は特殊な伝承形式を持っていて、この手書きの「工乂譜」は伝承の過程で誤りが生じやすい。ここ数年、アモイ市南音楽団はソフト開発を通じ、南音楽譜のデジタル化と整理を行っており、『南音古曲選集』を発売し、南音の演奏者とファンたちのための最も詳しく確かな実用書となった。

音楽の伴奏で南音が使う楽器は主に洞簫、琵琶、二弦、三弦、拍板などがある。

アモイ南音楽団は毎年200回あまりのチャリティー公演を行っている。毎週日曜日の午後、アモイにある中山公園で無料で市民に向けて南音を演奏している。




 

アモイの一部の小学校では南音の課外クラスが開設されている。アモイ南音楽団は定期的にアモイのコミュニティーの南音団体や中小学校と協力して育成クラスやサマーキャンプを開き、優れた南音教師を選抜・派遣して子供たちに教え、同時に南音芸術コンクールをも行っている。さらに、アモイ南音楽団はアモイ芸術学校と提携し、優れた教師を派遣して南音芸術教育を行っている。

若い俳優が演じる『金石吟』は、北宋期の女性詩人李清照と夫の誠の愛情物語を描いた伝統的な演目だ。この音楽伴奏として伝統的な楽器を使用すると同時に、西洋管弦楽器も大胆に使っている。

アモイ南音楽団は、中国の香港、マカオ、台湾とフランス、ニュージーランドチェコ共和国フィリピンシンガポールマレーシアなどの国を訪問して演奏活動を行っている。

 

 

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