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隆宝灘のツルを守る

2017-03-09      文=銭燁

オグロヅル  オグロヅル

 

隆宝灘国家クラス自然保護区は中国青海省玉樹州に位置し、海抜4200メートルという世界でも海抜が最も高いところにある高原湿地の一つであり、「オグロヅルのふるさと」と言われている。短い夏に、オグロヅルは保護区で卵を産み孵化させ、ヒナが殻を破って出て来るのを待ってから、冬が来る前に飛び去る。プブさんは隆宝灘のオグロヅルを守る人であり、彼はここで30年近くもこの仕事を続けてきた。

プブさんは青海省玉樹州称多県に生まれ、彼は16歳の時、ふるさとを離れ、西寧市の青海省第一芸術学校初等中学校の体育専門課程に入学した。卒業した後、玉樹州農牧局に2年勤めて、隆宝灘保護区に転職した。「私は鳥が好きで、毎日鳥を見られるし、鳥の写真を撮ることもでき、鳥の保護の仕事もとても有意義です」とプブさんは言う。

プブさんは地元のチベット族で最初のオグロヅルの夏季繁殖地の守護者となっている。隆宝灘は紫外線が強く、昼夜の温度差が大きく、一年は夏季と冬季しかなく、生活条件が苦しい。日常のパトロールのため、彼は数カ月家に帰らないこともしばしばだ。

保護区の周辺には100キロメートルにわたって永久凍土がある。夏には、ヒゲハリスゲなどが凍土から生長し、オグロヅルの食物となっている。毎年5月中旬から7月初めまでが、渡り鳥たちの産卵・生育期である。この期間には、ユキヒョウ、オオカミ、キツネなどの肉食動物がよく出没し、オグロヅルの保護において最も重要な時期である。

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