現在位置  : ホーム >> 自然 >> テキスト

南西インドとの出会い

2017-05-02      文=舒雲 廖健林

 
「向陽紅10号」の海上作業 「向陽紅10号」の海上科学調査作業

      「向陽紅10号」の海上科学調査作業       「向陽紅10号」の海上科学調査作業 

 

2017219日、中国の大洋科学調査船は、モーリシャスポートルイスから出発して南へ向かい南緯37度を越えて、真夏から初秋へと入った。38日に空がかき曇って、この調査船は出航以来最大の台風と、高さ8メートルの大波に見舞われた。

世界で初めて南西インド洋多金属硫化物探査契約に調印した国の調査チームとして、今回の航海では、契約地域での初歩的な調査・測量任務が行われる予定である。

 

深海での宝探し

深海用テレビ観測装置が1メートルまた1メートルと深海へ下がってゆくと、約1時間後、カメラ映像の中に、深さ2000メートルあまりの海底の本当の姿が余すところなく映し出された。森林も植物も魚群もなく、真っ黒な玄武岩や砂状の堆積物しか見られない。

レンズは時折、赤いサンゴや白い海綿動物、あるいは黒い生物がゆっくりと泳いでゆくのを映し出す。「摂氏24度しかありませんが、真っ黒な大洋の底でも意外なほど生物は生息しています」と、第三航行区間の首席科学者助手の呂士輝さんは感慨深く語る。

今回の科学調査隊員は60人で、科学調査作業区は南西インド洋の深さ20004000メートルの大洋の中央海嶺である。

2011年、中国大洋協会は国際海底管理局と契約・調印し、南西インド洋国際区域の海底の1万平方キロメートルの専属調査測量権のある多金属硫化物資源鉱区を獲得し、その期限は15年である。

数時間の持続的な観察を経て、最終的に深海用テレビ観測装置のクラブバケットは海底から多くの青白い「軟かい泥」をつかみあげるのに成功した。


中国专题图库