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7.楊元慶:レノボ集団の取締役




2008年北京オリンピック大会で、中国本土のIT企業レノボ集団は、トップスポンサーの一つとなった。関係協議によると、レノボがIT業界唯一の北京オリンピック大会スポンサーとして、2008年北京オリンピック大会に全面的にコンピュータおよび関係設備を提供し、大会運営をサポートした。これは、発展途上国の企業が初めてオリンピック大会のトップスポンサーになった事例であり、中国企業の世界進出に道筋をつけることにもなった。楊元慶はレノボ集団で20年間働き、普通の技師から中国のIT業界最大の会社の取締役にまでのぼり詰めた。中国IT業界の発展の道を自らが辿り、本土企業のレノボ集団を多国籍大手企業にまで育て上げ、中国企業の海外拡張のよきモデルとなった。
8.王伝福:比亜迪株式有限会社取締役会長兼総裁
世界の自動車業の発展を自ら深く観察することよって、王伝福は革新的なジャンプ式発展方式を打ち出した。電動自動車技術で未来の代替エネルギー技術の要を制するというその戦略は、いまや比亜迪社のもっとも大きな切り札となっている。2008年9月、アメリカの有名な投資家ウォーレン・バフェット傘下の投資会社は比亜迪会社と、戦略的投資および株式購入協議を結び、1株8香港ドルの価額で2億2500万株を購入した。これは、配給後の10%の比亜迪株のシェアを占めることになり、交易金額は約18億香港ドルに上った。金融界で先見の明をもつことで知られているバフェットが比亜迪の株を大量に購入したのは、王伝福の電動自動車技術を認めたからだと業界では認識されている。
9.朱新礼:匯源集団総公司取締役兼総裁
16年前、役所の仕事を自ら辞した朱新礼は、沂蒙山区にある倒産の危機に瀕していた缶詰工場の経営を請け負い、匯源フルーツジュース会社をつくりあげた。長年にわたる苦労はとうとう実り、在りし日の小さい県営缶詰工場は、今や中国最大のジュース生産工場に成長し、中国のフルーツジュース市場でトップの占有率を持ち、その巨大な加工能力は中国の農民を豊かにする強い推進力ともなった。2008年9月、コカ・コーラ会社は179億2000万香港ドルという値段で中国匯源フルーツジュース集団を買収した。その目的は高度成長を続ける中国市場で、生産を拡大することにあった。うち、朱新礼は匯源の41.53%の株を持ち、それは74億香港ドルに値する。これは中国の食品・清涼飲料水業界において史上最大の取引きとなった。この取引きが証券監督機構の批准を得れば、コカ・コーラが中国に進出した1979年以来、最大の取引となる。コカ・コーラ社の匯源買収は、中国市場がさらに世界に開放されたことを示している。
10.金晶:北京オリンピック大会の聖火ランナー
女の子にとって9歳とは、まさに美と青春が始まる年代である。しかし、金晶はその年に悪性腫瘍で足を切断した。肉体の障害は、金晶の心身の発育を束縛しなかったばかりか、彼女により人生の楽しさと幸せを感じさせた。そして、暴力と悪が美に対して行う破壊行為を憎ませることになった。オリンピック聖火のパリにおけるリレーが行われた2008年4月、「チベット独立分子」は聖火リレー妨害をもくろみ、車椅子に座った金晶が手にしているトーチを奪おうとした。そのとき、彼女はまったく恐れをみせず、両手でトーチをしっかりと握りしめ、顔に誇り高い表情を浮かべた。このシーンはテレビの生中継によって世界中に伝わり、見た者すべてを感動させた。のちの「怖かったですか?」という記者の質問に、このかつてパラリンピックのフェンシング第3位に輝いた選手は、きっぱりと答えた。「私の手からトーチを奪おうとするのならば、私の屍を越えなければなりません。」金晶はその美しい笑顔と強さによって、世界に中国人の平和を望む気持ちを伝え、「車椅子の上の微笑み天使」と呼ばれた。