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アウトドアスポーツは、国外では百年以上の歴史をもち、関係用品の専門店も多い。中国で有名なネットサイト「新浪」ニュースのデータによると、一部の先進国では観光旅行は旅行市場シェアの30%を占めるだけで、レジャー旅行とアウトドアスポーツが残りの70%ほどを占めている。しかし、中国では長い間、アウトドアスポーツというと、通勤よりも疲れ、普通のスポーツよりも危険だと考えられていて、アウトドアスポーツは特別な人のレジャーだと見なされていた。
ハイキング、アウトドアスポーツの始祖
「アウトドアスポーツって、たくさんの人がハイキングに行くということ?」このような言い方はあまり正しくないが、多くの中国人のアウトドアスポーツ認識の代表的なものである。ハイキングは多くの中国のアウトドアファンにとって、アウトドアスポーツの始祖である。1990年代中頃、アウトドアスポーツの中国での勃興にしたがって、ハイキングが盛んになってきた。
「私はその当時、アウトドアクラブに参加していました」と、35歳の剛子は言う。そのときはまだ「アウトドア旅行」、「自由旅行」というコンセプトはなく、ハイキングは斬新な生活スタイルを代表していた。「活動に参加した人はみな『このような活動をしている人々もあったんだ』と感慨深く言いました。バックパックを背負って野外に出かける生活を一旦始めると、毎週出かけたくなり、出かけないとつらくなります。長い休暇がとれるとすぐ、みんなでハイキングに出かけたものです。」
「詳しく言えば、ハイキングは普通の人が想像するよりもっと複雑です」と、剛子は言う。彼らの活動は主に徒歩でスタートから終点までの道のりを歩むことで、その途中、山や林、渓流・峡谷などを越えなければならない。「ハイキングは、アウトドアの総合技能への要求が割合に高く、優れた身体能力、落ち着いた心と道徳、人を喜んで手助けする団結精神が必要です。出発前には、活動計画を念入りに練り、通過する場所の天気・地形・難度・リスク係数などを調べておき、必要な装備・食物・薬などを準備しておきます。15キロ以内の短距離ハイキングは比較的簡単で、技巧や装備にそんなに気をかける必要はありません。だから、『業界』内の人にとって、一種のレジャー活動であると考えられています。」
28歳の恩平は2006年にボーイフレンドにその活動への参加を勧められた。参加したばかりのとき、仲間たちがよく使う「香八拉」という言葉が分からなかった。のちに北京の香山から八大処までのハイキングのことだ知った。彼女は自分の体力が足りないのを心配して、家で2カ月間苦しい訓練をしてから、こわごわと初めての活動に参加した。「もしみんなについていけなかったら恥ずかしいじゃないですか。2008年、小五台(河北省にある山地)の2800メートルハイキングの途中、中程度の雨に遭いました。一行10人はしっかりと団結し、知らない人同士も心を合わせて助け合いました。困難の中で育った友情は今でも忘れられません。」
最も早く中国人に受け入れられたアウトドアスポーツの一つとして、一部のアウトドアファンからみると、ハイキングはすでに時代遅れかもしれないが、中国最大のアウトドアサイト「緑野」のクリック数や書き込み数を見れば、このもはや珍しくなくなったスポーツは中国で根強い人気があることを知ることができるだろう