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美しい海浜の町――台州
文 周晨亮

 

台州は浙江省の沿海部の中ほどにあり、5000年以上前の新石器時代の下湯文化の発祥の地で、現在まで1380年あまりの歴史をもつ。台州は山水に優れ、数多くの名所があり、唐の詩人杜甫は「台州の地闊く海溟溟たり、雲水長く島嶼の青と和す」と台州を賛美している。台州の自然景観はすばらしく、山の神秘と海の霊気をともにもつ都市である。台州はかつて「海上の名山」という美称をもっていたが、それは台州には天台山があるためである。海に近い桃渚景区は、五平方キロメートルの火山溶岩群で、世界の奇観ともいえるものである。神仙居景区は仙人が住むところといわれ、いたるところに原始のままの生態系の美が見られる。千仞石壁に書かれた「オタマジャクシ文字」は、謎に包まれた神秘的な古代文字である。

台州の大陸における海岸線は全浙江省の海岸線の三分の一を占め、真珠をちりばめたような571の美しい島嶼がある。東海の真珠といわれる大陳島、東海の翡翠といわれる大鹿島の名は広く知られていて、観光客はここの海辺で水と戯れ、貝殻を拾い、海の幸を味わい、海産物のお土産を買い、大海の尽きることのない魅力を味わうことができる。台州は仏教の天台宗・道教の南宗の発祥の地である。隋代の古刹である国清寺は中国仏教の第一の宗派である天台宗の発祥の地で、日・韓の天台宗の大本山である(現在でも日本・韓国や東南アジア一帯には300万人の天台宗信徒がいる)。台州の多くの有名な寺は宗教界の人々や文化交流研究者、そして国内外の観光客が向う聖地となっている。

台州の海岸沿いにある石塘漁村は石塘山を背にして「絵の中の村」といわれる。三面を海に取り囲まれ、建物や道はみな石を積み上げて造られており、砦式の石の家屋群で、独特な建築物である。大海のすばらしい風景と珍しい建築、そして漁村の風情が一体となり、湾・砂浜・海辺の岩・町並み、そして古い漁村の村人と古風で純粋な漁村の風俗がともに映え、趣を生み出している。

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