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ブロクGovernment 2.0
文/劉海楽

 

 

漫画:ブロクの発言も軽んずることができない。両会の開催を控えて、ある代表たちはブロクを通じて民意を徴集した

各クラスの行政担当者も徐々にインターネットを利用するようになり、チャットからブロクまで、インターネットを通じて、普通の人々との距離を近づけている。2008116日、中共上海市委員会兪正声書記は東方網を訪れ、数多くのユーザーの上海経済と社会発展に対する意見を聞いた。ユーザーにとって、これは市長ポスト・市長ホットラインよりも、もっと自由でもっとオープンな交流手段である5月、上海市韓正市長も、上海のメインサイトを訪れ、人々が関心を抱く話題についての回答をオンラインで行った。雲南省・広東省は、インターネットで行政の関係情報と政策を発表し、人々の疑問に答えるために、各クラスの行政機構に「インターネット・スポークスマン制度」の設立を呼びかけた。重慶市、広東省の各クラスの政治家もぞくぞくとサイトに登場した。清華大学メディア調査実験室の調査によると、アンケート調査を受け629人の地方行政担当者のうち、25.28%がよく、41%がたまにインターネットを利用しており、合計7割程度がインターネットを利用しているという。それに対して、中国メディア大学王四新副教授は、ますます多くの行政担当者がインターネットを使い、事実を知り、民衆に親しみ、より自信ある開放的な行政を行うことを望んでいると考えている。このインターネット時代において、中国政府はどんどんインターネットで民意を集めるようになり、中国はすでに情報公開のGoverment2.0時代に入っているともいえる。

20103月に開かれた第11期全人代第3回会議期間中、大会ニュースセンターはインターネットで3回の部(省)長会見を催し、それぞれ医療・患者間の関係、司法保障と司法公正の問題について、代表たちと行政担当者との交流を行なった。両会期間中、政府筋のメディアである人民網は、専用の「両会ブロクニュース」を設けた。これによって、会議の代表たちがブロクを通じて意見を発表するばかりでなく、普通のユーザーも登録することによって、自分の「ブロク新聞」を作ったりして、自ら会議に対する評論と意見を発表することも

ブロクはインターネットの新しいプラットフォームとして、人々に「スカーフ」と呼ばれている(中国語のブログという言葉の発音がスカーフと同じであるため)。ブロガーはコンピュータや携帯でインターネットと接続し、約百字のメッセージを発表し、随時、知った人とも知らぬ人とも情報や気持ちを分かち合うことができる。おもしろいのは、多くの会議代表も「スカーフを織りはじめた(ブロクを使うようになった)」ことである。ある代表は、ブロクを通じてアンケート調査をして、短い書き込みを集め、ユーザーたちの願望を示した。ある代表は「臨時記者」となり、ブロクを通じてすぐに両会の状況を報道し、数え切れないファンを集め、たくさ

インターネットは人々の日常生活ばかりでなく、人々の政治環境も変化させ、民主的政治の発展に新しい方法と手段を提供してくれたと、中共中央党校の沈宝強教授は語る。

いかなることにもプラスとマイナスの両面があるが、インターネットでの参政でもそうである。北京大学法学院の王錫教授はこう考える。インターネットは匿名性があるため、ユーザーが提出する問題がすべて真実とは言えない。一方、バーチャルな参与プラットフォームは、必ず現実の参政制度と連動していなければならない。そうしないと、インターネットでの参政は形式に流れてしまい、一部の政治家がショーをする舞台に過ぎなくなる。短期的に見ると、インターネットのアンケート結果に対する「制度としての回答」は、高度に重視しなければならない問題である。アンケート調査結果の吸い上げや、フィードバックのメカニズムをつくらなければならない。「長い目で見ると、インターネットでの参政を効果的に推し進めることは、すべての参与者の心からのコミュニケーション願望と行動が大切で、インターネットでの参政者(行政側と民衆を共に含む)の意思表示は、個人的感情を交えない、理性的な論争・検討でなければなりません」と王教授

 

 

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