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白黒か、カラーか
このたび賞を獲得したもののなかには多くの白黒写真があり、今年度の大賞作品もそうである。フィリピンニュースエージェンシー・フィリピンイブニングニュースの写真編集者ジミー・A・ドミンゴは選出期間中、本誌記者の取材にこのように答えている。「私自身は今大会の選出の際に、白黒かカラーかで作品のよしあしを考えたことはありません。しかし、一部の白黒写真はとても優れていて、描写力や表現力が非常に強かったのは確かです。これらがまさに賞を獲得するために必要とされるものなのです」。そして、南アフリカ撮影協会のトップ女性主席で今回の評議委員のひとりである、ジル・スニーズビィも同じような観点を示している。「私は今回の大会で白黒写真が比較的多かったのは偶然であったと思います。というのも、今回参加した黒白の写真作品の表現力とリズム把握力はみなとても優れていて、その一方、カラー写真の多くはサッと撮ったスナップショットで、自由な表現ですが、表現力は
中国報道写真学会の副主席で、第六回中国国際報道写真展の評議委員である江志順は大会後、本誌記者の取材で次のように語った。「選出のとき、どのタイプの賞であるかによって、選ぶ基準も異なります。たとえばニュース人物の場合、黒白写真はカラー写真より力があり、時間を遡らせる力があります。報道カメラマンは題材と対象によって、合理的なレンズと表現手段を選ぶべきです。今、中国国内の報道写真家がもっとも努力しなければいけないのは一種の「観念」、つまり、どのようにして「題材」や「表現手段」、「内容」や「テクニック」を選びとり、それを引き立てるという高度な統一観念を高めることなのです」
今回の大会の評議委員である于文国は感慨深げに語る。「選出期間に、みなは最初から最後まで平等に交流し、理性的な競争を行い、他人の意見を尊重しつつ、盲目的に従うことをせず、とても強いプロ意識をみせてくれました。終始国際的な視野に立ち、文化を重んじ、世界の発展や平和に注目し、弱者へのいたわりを見せてくれました」。また評議委員のひとり居楊は、「中国国際報道写真展は国際的影響力をもつ重要な大会となりました。各国からやってきた評議員は、新しい人であれ、顔なじみであれ、みなこの大会のもとで、報道写真の発展に力を尽くしています。デジタルカメラ技術の進歩やインターネットの普及につき動かされて、報道写真にもさまざまな変化がおこりつつあるといえましょう」