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中国のワイナリー巡り
文 素素 趙浥瑄

高級ワインの話題となると、フランスのボルドーにある、トップクラスのワイナリーを多くの人は連想することだろう。ワイナリーとはひとつの独立したワインの生産単位で、ブドウを植え、栽培し、収穫し、ワインに醸造して貯蔵し、瓶詰め作業をするまですべてひとつの場所で行うところで、ふつうの工業化されたワイン製造過程とは大いに異なる。中国のワイン産業や消費市場が迅速に発展するにつれ、品質のよいワインを生み出すトップクラスのワイナリーも国内に出現し、国際的にも注目を浴

張裕愛斐堡、ワイン文化が伝えられたところ

OIV(国際ブドワイン機構)のロバート・ティンロット会長はすでに中国人にはなじみの顔となっている。中央テレビ局のゴールデンタイムに、この国際的ワインの大物が手に一杯の赤ワインの杯をもち、「私は今まで全世界の何百にものぼるワイナリーを訪ね歩いたが、私のなかでは、張裕愛斐堡が、心を振るわせる世界トップクラスのワイナリーであり、ここはわたしが愛するワインを生み出している……」と語っ

張裕愛斐堡ワイナリーは京承高速道路の北の出口を右に曲がったところにあり、車でわずかに走ったところはすでに両側とも農民たちのブドウ園で、あざやかなワイナリーのマークが目にとまると、そこは愛斐堡だ。当初、ここがワイナリーとして選ばれたのは、日のよく当たる斜面があり、石灰質を多く含む砂利混じりの土で、土の目は粗く、通気性がよく、ブドウの木の根が深く貼ることが出来ることなど、そこの風土がボルドーの左岸地区のものに似ていたためである。ここのブドウの木は根が5メートル以上も張り、ブドウが土の深いところにある微量鉱物成分をたくさん吸収することができ、最終的に複雑な味をもつ、深みのあるよいワインができあがる。さらに付近には小さな湖もあって、ワイン用ブドウの成長に適

ワイナリーは30あまりのヨーロッパ風の建築群からなり、そのなかには国内初の五つ星以上の格式をもつワインをテーマとしたホテルと別荘も擁する。北京のほかの地区にある外見がシャトー風のものと異なるのは、ここの建築は外観であろうと、カーテンの型や階段の手すり、家具などの内装であろうと、すべてシャトーにふさわしいものになっており、オリジナルのヨーロッパのシャトーに泊まるような体験ができると、観光客の人気を集めてい

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