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怡園は山西省の太谷にあり、海抜は870~950メートルほどで、年平均気温は9.8度である。夏の昼間は40度にもなり、夜間は20度まで下がる。年平均降雨量は456ミリで、乾燥しているために、カビや病虫が発生しにくい。この地に適するのは、カルベネ・ソーヴィニヨン、カルベネ・フランク、メルロー、シャルドネで、そ60:16:13:6である。
フランス語で「風土」という言葉は、ブドウを植える土壌だけを指すのでなく、土壌・気候・ブドウ園から構成される生態システム全体をさす。山西の怡園は、充足した陽光をもち、適当な昼夜の温度差があり、人の心をこめた世話と、適当な産出量によって、糖分も色ツヤも基準に達するのであり、これらが怡園のワインに造られた場所の風土を反映させるだけでなく、ワイナリーの一瓶一瓶のワインを造り出すものとなるので
工房の面積は約300平方メートルほどで、毎年千トン前後のワインが生産される。事務地区を過ぎると左側に賞を獲得した怡園のワインについての紹介があり、右側には測定室があり、ブドウの成熟度や糖度、各段階の基準や数値の計測が行われる。突き当たりのところに半地下の醸造室と瓶詰め室があり、階段に足をかけるやいなや、濃厚な発酵した香りが鼻をつき、そのなかにブドウの香りをかぎとることがで
工場をでると、斜め向かいにあるのがワイナリー主が建てた別荘で、右側がレストラン、左側がワイン陳列室と鑑定室で、テーブルワインからワイナリーのワインまで、各年度や種類毎に並べられていて、中国初の家族式ワイナリーの違いを感じ取ることができる。怡園では、一ムーごとの生産量が350~400キロ、どのブドウの株にも6~8房のブドウがなるように厳格にコントロールされている。この抽象的な数字も、少ないものを大切に優秀に育てるというシンプルな原則を示しているのかもし
中国のワインとは、どのような風格をもつのか。現在、それを語るのは、時期尚早であるのかもしれない。張裕愛斐堡国際ワイナリーと山西怡園ワイナリーはそれぞれハイクラスとミドルクラスの市場を代表していて、顧客層は異なる。しかし、これらの新興のワイナリーは自分の実際の行為により、中国も価値のある素晴らしいワインを生み出すことができるということを世界に訴えているのである。