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マジカルな活水公園
文 趙 月

成都活水公園。 IC

活水公園の夜景。IC

生気に満ちた流水。CFP

活水公園の水の循環による灌漑。CFP

成都活水公園の中の四川的特色をもつ植物。CFP

中国西南部に位置する四川省は、昔から、「天府の国」と呼ばれている。2000年あまり前、四川人は水との調和的な共存を始めた。都江堰の建設により、四川は干ばつや水の氾濫から無縁の、居住に適する地区へと変わったのである。それから2000年後の1998年、四川人は省都成都の錦江の畔に敷地面積24000平方メートルの活水(流れている水の意味)公園を建造し、人々の廃水処理工場への固定観念を変えた。浄化を待つ水は公園の湿地生態システムを通じて沈殿、酸化還元、微生物分解、動植物の吸収などの過程を経て、多くの水質指標は明らかに改善をみせる。毎日、活水公園の水流量は300トンに達し、人々に汚染された水が自然界において「汚れ」が「清み」に、「死」が「生」に変わる過程を演じて見せる。この生態公園は2010年の上海万博のベストシティ実践区の案例として入選し、上海にそのミニチュアがつくられている。

ベストシティ実践区の活水公園

「活水文化が生活をさらに美しくする」をテーマとする成都活水公園は、世界初の「人工湿地水処理システム」と水の保護を主な内容とする生態公園である。成都活水公園の設計者の一人、持続可能な環境設計・計画の専門家ベッシー・ダーモン女史は、中国の伝統的な美学思想を吸収し魚と水のような密接な関係を象徴的な意義として取り入れ、魚の断面図を公園の全体造型に組み込み、人類・水・自然の依存関係を暗示している。

2010上海万博のベストシティ実践区の案例展示において、縮小して再現された成都活水公園は、敷地面積2680平方メートルで、内部に人工湿地生物浄水システム、自然森林群模型、環境教育センターなどの施設を含む。さらに四川特有の植生や川西小築などの成都の歴史文化の要素も加えられている。

汚水処理と言うと、人々はすぐに汚い建物、いやなにおい、騒音を連想するであろう。ところが、観光客はこの活水公園に近づくと、花が咲く緑地、さらさらと流れる小川、睡蓮、葦、キンギョモなどの水生植物を見ることができる。

上海万博園の「活水公園」に入ると、まず目に入るのは「魚の頭」にあたる太陽神鳥広場である。広場の中央には八角形の池があり、その水は附近から集められてきた汚水と雨水である。ここで汚水の前処理が行われ、6~8時間を経て、汚水の中の浮遊物が沈殿してから、2組の石彫刻の池の中に流れこむ。水流は石彫刻の池の中で十分に太陽に晒されてから、「魚の体」にあたる部分にある人工湿地に流れ込む。

湿地の形は魚のうろこのようで、9の植物池と18の植物床からなり、ウキクサ、睡蓮などの浮水植物、そしてキンギョモ、クロモなどの沈水植物が植えてある。処理された水は、「活水公園」の養魚池に流れ込み、さらなる公園緑化や噴水広場の噴水用水に用いられている。

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