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宇ちゃんの教育のために、葉さん夫婦は全力を尽くしている。宇ちゃんが6歳のころ、上海の自閉症の専門学校に入学させた。「上海に就学したときは、とても効果があり、一週間後、帰ってから自らお父さん、お母さんと呼んでくれました」。しかし、一年間10万元あまりの費用を、葉さんのような普通の家庭では負担しきれない。仕方がなく、一年後、葉さんは宇ちゃんを連れて故郷に帰ってきた。
竜泉に帰ってから、葉さんは宇ちゃんを西新小学校に入学させた。宇ちゃんの尋常ならざる行為に対して、ほかの生徒の保護者は不平を言うようになった。一部の保護者は学校に、一人の学生のためにクラス全体に影響を及ぼしてはならないと異議を提出した。西新小学校の校長、葉裕東はこのことに及ぶと、困った表情をして語った。「子供ひとりひとりが学校に行く権利を持っているため、われわれは、人に迷惑がかかるからといってこの生徒を見捨てるわけにはいきません」。
こうして学校は宇ちゃんのために、今学期から、西新小学校は1人の教師を招聘した。この先生が専門の教室で、一対一で宇ちゃんの授業をする。宇ちゃんの授業時間は45分ではない。「これ以前の観察の結果によれば、宇ちゃんは20分を過ぎると、尋常でない行為が出てくるので、教師は彼の情況によって臨機応変に授業をしなければなりません」と、葉校長は語った。
「学校の措置にはすごく感動させられました。義務教育段階ですから生徒は無料で授業が受けられます。しかし、西新小学校はさらに多い代価を払っても、1人の生徒も見捨てたりしませんでした。本当にありがたいことです」と、葉さんは語る。学校側は全部の授業を単独で行ったら子供の病状回復に有利ではないと考え、国語・数学をひとりで受けさせるほか、音楽・体育などの授業はほかの生徒と一緒に受けさせている。子供の成長を見て、葉さんは感激のあまり、奇跡が起こって、子供が孤独な世界を脱出し、正常な生活を過ごせるようになるよう、祈り始めている。