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合唱界の「オリンピック」
――紹興第六回世界合唱コンクール
文/ 朱涛涛 瀋逸斐    写真 裘大力

 

激情溢れる授賞式

2010719の午前、五大陸からやって来た300にものぼる合唱団の13000人あまりのコンクール参加者が集まり、第6回世界合唱コンクールの第一段階授賞式が開催された。華麗なる舞台、輝かしい照明、激高する音楽、情熱的な観衆がすべて、「合唱界のオリンピック」の新しい世界チャンピオンの誕生の証人となる

Oh Oh Oh, when I get older, I will be stronger……」授賞式が始まる前、南アフリカから来たティガベルグ児童童合唱団のメンバーたちは、すでにお祭り騒ぎを始めている。彼らは南アフリカの国旗を振って、観客席に立ワールドカップ南アフリカ大会の公式テーマソング「ウェイビフラッグ」を歌った。彼らは期待に応え、宗教音楽と民族音楽コンクールで、2つの金メダルを取った。

ステレンボス大学合唱団は95.75という高い得点で現代音楽のチャンピオンとなった。「司会者がわが合唱団の名前を言ったとき、私は全身の血が足の指から額まで湧き上がるのを感じました。そうです、それこそ、血が沸き立つという感じです」。大男のJ.D.ラバスカニエは国旗をまとって、興奮して団員を引き連れ会場を走り回った。ブブゼラの楽ラッパの音が軽紡城国際会議展示センターに鳴り響いた。

授賞台の下までもう来ているのに、インドネシアのボカ・エルディータ学生合唱団のメンバーヴィンセントは興奮したまいろいろな感慨が次々に心に浮かびました。今までのすべての努力は報われました」。今年19歳になるヴィンセントはインドネシアのジャワ島から来た。世界合唱コンクール室内混声合唱グループのチャンピオンとなるために、彼30人のメンバーは、8ヵ月にわたって練習を続けてきた。

「申し込みから初戦、決勝戦までの8カ月間、われわれは毎週6日間、徹底的に練習をしました。世界合唱コンクールの前に、インドネシアの全国チャンピオンとなっているので、今は世界チャピオンになったと言えますね」と、彼女は誇り高げに語っ

合唱は心を通じさせる

音楽には国境はない。紹興に関する感想を聞くと、南アフリカのカースニーカレッジ男声合唱団のメンバーたちは誰もが親指を立てた。「キレイ、清潔!ここにはとても多くの木や山、水がありますが、わたしたちの故郷にはありません」。世界合唱コンクールの開幕式では、メンバーたちは歌曲『蘭花草』に関する記憶が鮮明だ。「メロディがとてもきれいです。私は前からずっと中国語あるいは閩南語(台湾や福建省南部の方言)の歌を学びたいと思っていました。今からこの歌を学び始めましょう」と、K.G.セゴールは言った。

合唱は人の心に何をもたらすのか? 「合唱は各国の人々の相互理解を促進し、人々の心をひとつにし、一堂に集わせます。このほか、合唱団のメンバーたちは紹興にとてもよい印象をもったようであり、紹興を世界に紹介するとてもよい機会になりました」と、国際文化交流基金会のギュンター・ティッチ代表語る。

関連:

世界合唱コンクールは本部をドイツに置く国際文化交流基金会(INTURKULTUR Foundation)が組織するもので、世界で最大規模の合唱コンクールであり、合唱界の「オリンピック」と呼ばれる。2年おきに開催され、世界合唱音楽で最も最先端の、最も活力と影響力のあるイベントとなっている。第一回世界合唱コンクールは20007月オーストリアのリンツで、第4回は2006年中国のアモイで開催された。

 

 

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