中国画報の購読
中国画報社
のほかの刊行物
  • 観光ガイド
珠江の河口にあるロマンチックな島々
文 劉海楽 写真 林帝浣

 

 

湾島

珠海市区の香洲埠頭から船に乗って東南へ3時間半行くと、面積2.3平方キロメートルの世間と隔絶しているかのような小さな島――廟湾に到着する。

入港するときに、小さな漁村が見える。島には約200人の住民がいて、その多くは漁猟で生計を立てている。島の民俗は純朴で、人々は客好きだ。島の治安は極めてよく、夜も戸を開けたままで、海からのそよ風を受け、波の音を聞きながら眠りに入る。

廟湾島の海鮮はとても人気がある。魚・エビ・カニ・貝などのポピュラーなものは言わずもがヒトデ・ウニ・アワビ・ハタなどもここで味わうことができる。廟湾では、海釣りは人を引き付けるレジャーである。餌を見つけてきて、適当な場所を探しさえすれば、すぐ色とりどりの魚をたくさん釣ることができる。プロの釣り人だったら、ボートを借りて、海上あるいは海岸から遠く離れた岩礁の上に行けば、数キロのあるいは数十キロの大きな魚を釣ることができるだ

村から出発し、小山を登ると、海辺の砂浜に着く。廟湾の砂浜は珊瑚が砕けてできた砂浜なので、真っ白で細かい。海水は汚染されておらず、澄み切っていて、水の中の自分の足や群れになって泳いでいる小さな魚が見える。ダイビングが好きな人は、深い所まで行くとよい。南中国の海では稀な赤珊瑚と無数の熱帯魚を見ることができる

早朝、廟湾で一番高い山の頂にある大きな岩の上で海からの日の出を観賞するとよいだろう。晴れた日に、村をぶらぶら散歩していると、漁民たちが魚網を出し入れしたり、魚を干したりしているのを見ることができる。地元の人といっしょに漁船に乗って海に出て、漁民の生活を体験してみるのもよいだろう。または、海辺でのりを採ったり、カニや貝を探したりしてもいいだろう。夜には、砂浜にテントを張り、廟湾村の夜景と海上のいざり火、そして空いっぱいの星を眺めるとよい。

行き方:

廟湾島は広東省珠海市東南海の万山群島のひとつ。珠海市区の香洲埠頭から船に乗って約3時間半。

外伶仃島

外伶仃島と言っても、多くの人にとっては初めて聞く名前だろう。しかし、零丁洋という地名は、南宋の歴史を知っている人には、耳になじんだ名前かもしれない。700年あまり前、滅亡へと向かっていた南宋王朝を救おうと、南宋の高官だった文天祥は義勇軍を組織し、元に対抗しようとしたが失敗し、捕虜となった。彼は北京に護送される途中で、零丁洋を通り過ぎたとき、有名な詩『過零丁洋』を詠んだ。それは彼の殉国の決意を表したものであった。北京到着後、フビライ・ハンは何度も彼に元に仕えるように勧めたが、彼は忠節を守るためにそれを断って、とうとう刑死した。殉国の英雄として文天祥の名が高まるにつれ、零丁洋も世に知られるようになった。伶仃島は珠江の河口の零丁洋の上にある小島である。

外伶仃島は万山群島の中にあり、島内の山の高さは311.8メートルで、面積は4.23平方メートル、その環境は優雅で、港は美しく、変わった形をした石が林立する風景で有名である。多くは人物や動物の形と似ていることからその名がつけられており、そのうち望海石と孔雀石は最も有名である。

ここは香港に近く、優れた位置と自然条件を持っている。外伶仃島はここ数年、観光業が極めて快速に発展し、すでにその名を広く知られた観光リゾート地となっている。多くの山荘や別荘、ホテル、ダンスホール、飲食街があり、特に大東湾の砂浜の砂は細かく、海水がきれいなため、釣りや海水浴、水上スキーなどにもってこいの場所となっている。

外伶仃島でとれるカメノテ、アワビ、ウニの3つの海鮮が「伶仃三宝」と呼ばれる。 

行き方

外伶仃島は珠海市万山区担杆鎮に属し、鎮政府の所在地でもある。西は珠海市区から27.5カイリ離れていて、北は香港の長洲島まで6カイリである。珠海の香洲埠頭から船に乗ると約1時間で外伶仃島に到着する。

 

 

   <   1   2  

Copyright by China Pictorial © 2000-2002 ALL RIGHTS RESERVED
Reproduction in whole or in part without permission is prohibited.

Director E-mail:xubu61@163.com
Add:33 Chegongzhuang Xilu, Haidian District, Beijing 100044, China
Questions, Comments, or Suggestions? Please send to:
cnpictorial@gmail.com