| 中国画報の購読 |



峨眉山の飲食文化
山に住むものは山によって生計を立てる。峨眉山には山の幸が多く、軽食から各式の四川料理まで、四川っ子のいるところはどこでも、飲食文化が盛んである。峨眉山の養生宴は、気を補い心の滋養となる。軽食街にある四川風味のスナックは、舌がぴりぴりとしびれるほど辛い。寺の精進料理は、色も味もすばらしい。
仏教の聖地である峨眉山では、菜食主義者はもちろんのこと、そうでない者も、おいしい本場の精進料理を味わい、深い印象を残して帰る。精進料理で出される各種の献立は、ハルサメ、小麦粉、大豆を加工してつくったものだが、歯ごたえがよく肉にまったく引けをとらないおいしさである。伏虎寺、報国寺、万年寺などいくつかの寺で、安くおいしい精進料理を提供している。
料理で名の知られた四川に来たからには、ぜひ本場の四川料理にチャレンジしてみよう。四川鍋、トリの煮込み、ウサギの煮込み、冷やし麺、焼串、酸っぱくて辛いハルサメなど、一見ごく普通のスナックでも、四川ならではの濃厚な辛さと香ばしさに満ち溢れ、人々の食欲を増進させる
ごちそうをたっぷり味わったら、静かなところを見つけて一休みしよう。峨眉山には、四川人特有ののんびりした気分があふれている。地元の人々も、峨眉山に長く住んでいる地方出身の人々も、日々のんびりと暮しており、しかも峨眉山にやって来た人々に、こののんびり気分を伝染させるチャンスを逃さない。峨眉山ののんびり度数は、麗江・大理などの有名レジャー地にも劣らないといっても過言ではない。
峨眉山雪芽は峨眉山の海抜800~1200メートルのところで採れる有機茶である。恵まれた自然環境で育った香り高い茶は、味は淡々としていて薄く、香りが長く味わえる。峨眉山の幸せは、雪芽の原産地ですがすがしいお茶一杯を手にして、川の流れる音を聞きながら、のんびりトランプをしたり、読書したり、くだらないおしゃべりに興ずることにある。あるいは、身心をリラックさせ、何もせずにただ緑の樹の下で、ぼんやりしてもいいだろう。
アクセス:成都の新南門バスターミナルから峨眉山へ直通のバスが運行している。運賃43元。30分おきに発車。
宿泊:峨眉山には星つきのホテルもあれば、YMCAなどのユースホステルもある。報国寺風景区43号にある「玩具熊酒店」は、国内外のバックハッカーが集中するユースホステル。オーナーは地元の人で、地元の情報に詳しい。
お土産:峨眉山雪芽有機茶、雪花筍(峨眉山の高山で採れた新鮮な筍で作った山の幸)、峨眉サル記念品、生姜飴など。
入園料:150元。オフシーズンは90元(12月15日から1月14日まで)