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ネコ警備隊長
写真/姚剣峰

劉建国さんは、遼寧省盤錦市にある製米会社に勤めており、貨物の積み下ろしや倉庫搬入、在庫品の点検などの仕事はいっさいやっていないものの、人々の尊敬を集めている。彼はネコの飼育係で、ネコ警備隊長と呼ばれているからだ。

会社の米倉庫には盤錦でとれた有機米を保存しているが、化学合成されたネズミ退治薬は、米の質に影響を及ぼす可能性がある。そのため、会社はネコを飼ってネズミを退治する方法を考案した。劉さんが飼っている「ネコの警備隊」は、大小あわせ100匹ほどのネコからなる。ここ数年、劉さんの飼育・訓練によって、これらのネコはすでに探偵ネコ、潜伏ネコ、巡査ネコに成長しており、劉さんも人々にネコ警備隊長と呼ばれるようになった。

ネコは独立性が強く、警戒心が鋭い動物である。人が多く、車両が行き交い、機械設備の騒音が大きい米倉庫で、成年のネコを訓練するのは、極めて難しい。だから、劉さんは子ネコの頃から訓練を始める。彼は一日中子ネコと一緒に遊んだり、訓練したりして暮らしている。ネコの体が汚れると、シャワーを浴びさせ、病気になれば注射して治療する。しだいに子ネコは劉さんになつき、彼の口笛の音を聞くと、さっと集まってくる。

劉さんがよりよくネコを飼育できるようにと、会社はわざわざネコたちの小屋を建てて、ネコを三組に分けて住まわせている。ネコたちの努力によって、米倉庫にはすでにネズミの影が見えなくなったと、劉さんは嬉しそうに語る。

 

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